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太陽光発電のデメリット

太陽光発電のデメリットは?

太陽光発電の取り扱いを開始したにも関わらずデメリットのみをお伝えするコラムを書いている事が心苦しいのですが、デメリットをご理解したうえで採用の可否を検討していただければと思って記載いたします。

デメリット①:地震に弱くなる。

屋根の部分が重くなる=重心が上がる
太陽光を設置するうえで一番デメリットとなる部分はこれかと思います。
重心が上がるということは地震で揺れた際、当然揺れが強くなるということです。

屋根を軽くすることによって、建物の「軽量化」と「重心の低下」という2つのアプローチで建物の揺れを小さくできます。

なぜ重心が上昇する事で揺れや負荷が大きくなるのか?

解りやすく説明すると


・重心の高いミニバンは曲がり角で不安定になるが重心の低いスポーツカーや一般車等は安定するということです。

デメリット②:廃棄費用などの費用面

2番目に大きなデメリットは廃棄の問題です。
太陽光パネルはカドミウム、セレンなどをはじめとする有害物質を含んでいることから、産業廃棄物扱いで処分しなければなりません。

また撤去には以下の費用の発生が考えられます。

①足場代(30坪程度の一戸建ての場合、約20~40万円前後)
②屋根の修繕代(数十万~葺き替えの場合100万円前後)
③処分・運搬費(パネルの種類や処理場までの距離などによって異なる)
④取り外し費(一般的には10~20万円程度)

事業用(10kW以上のFIT・FIP認定事業者の場合)は2022年7月売電価格から処分費は強制的に積立られておりますが、家庭用は撤去時自己負担となります。

デメリット③:出力制限による売電(買取)不可になる可能性も

意外と知られていないのが【出力制限】に関する事です。
電力系統においては、電気を使う量と発電する量(需要と供給)のバランスをとることが重要になります。このバランスが崩れてしまうと、最悪の場合は大規模停電が発生します。このため需要と供給の量が常にバランスするように調整することが必要となります。しかし、電気を使う量は1日の中においても常に変化することに加え、太陽光や風力などの再生可能エネルギーは天候によって発電量が頻繁に変動しますので、バランスを保つのは非常に難しくなります。そこで、法令等であらかじめ決められた「優先給電ルール」に基づいて、需給バランスの維持を行います。

実際、事業用太陽光発電の数が多い九州では太陽光出力制御(売電拒否)が実施されております。
今後東京都での一般家庭の太陽光発電の設置義務化が進んでいけば事業用だけではなく家庭用の出力制限が行われる可能性が御座います。(資源エネルギー庁のHPでも一般の家庭は当面の間は対象外と言葉を濁しております。)

デメリット④:一番電気を使用する季節に性能低下

太陽光パネルの性能を示す時は、測定時モジュールの温度が25度であることが国際的に定められた条件になっています。この25度は太陽光パネルがもっとも効率よく電気を生み出すことができる温度で、それ以上温度が上ると発電量は落ちてしまいます。ここで注意したいのは、この25度という数字は外気温ではなく、パネルの表面温度だと言うことです。日の光が最大限当たるよう設置される太陽光パネルは、冬場であってもかなり熱い環境に置かれることになります。
太陽の光が当たればそれだけたくさん電気を作ることができる、すなわち日射量の多い夏が一番発電効率がいい、と思われがちですが、これは間違いです。真夏の30度を超えるような気温の中太陽光を直に浴びたパネルの表面は、最大で70~80度まで上昇すると言われています。太陽光パネルの発電効率は25度で最大になり、それより1度上昇する毎に0.5%発電量が低下していくと言われています。すなわち真夏は最大時に比べ、なんと30%近く発電量が低下している可能性があるのです。

10月27日追記

売電について多くの人が誤解していることへのリンクを追記いたします。

以上大きなデメリットをまとめました。
ただデメリットを上回る部分もありますので、お気軽にお問い合わせください。