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住宅ローン比較サイトについて

住宅ローン比較サイトについて

結論から申しますと【アテにならない】【審査結果を鵜呑みにしない】ということをお伝えします。
理由はいくつか御座いますので下記にまとめていきたいと思います。

住宅ローンの審査とは?

金融機関が融資をしても問題ないか確認することです。審査では、住宅ローンを申し込んだ人の返済能力(返済負担率)や物件の担保価値などが確認されます。
住宅ローン審査には「事前審査(仮審査)」と「本審査」の2種類があります。事前審査は、本審査に通過できる見込みがあるかどうかを判断するための審査です。

そのため、金融機関は住宅ローンを申し込んだ人の年収や勤続年数・現在の借入状態などさまざまな項目を審査し、融資をしても問題ないか慎重に判断します。
しかし、取得する物件が決まらなければ、金融機関は住宅ローンの本審査ができません。また借り手側も、住宅ローンを借り入れられるかどうか分からなければ、住宅を購入する資金の見通しが立ちません。

そこで、住宅を購入するときは、まず金融機関の事前審査を受けて、住宅ローンの借り入れの可否を確認するということです。

なぜ比較サイトはアテにならない・結果を鵜呑みにできないの?

大きく分けて下記2(3)点の審査内容が実際に融資する金融機関と違うからです。

個人の信用情報

信用情報とは、クレジットやローンの契約状況や利用状況などに関する情報のことです。個人信用情報機関という専門機関に、一定期間保管されています。
住宅ローンの審査時に、金融機関は個人信用情報機関に問い合わせて、申し込んだ人の個人信用情報を確認します。
この信用情報の確認には銀行は下記3つの信用情報機関に照会します。

①全国銀行個人信用情報センター(全銀)
②株式会社シーアイシー(CIC)
③株式会社日本信用情報機構(JICC)

比較サイトの大半はJICCしか加盟(利用)していないので全銀やCICにのみ記載されている個人情報を見れない為、正確な審査は出来ない・銀行の審査では結果が異なる場合があるということです。

物件の担保評価を見ていない

住宅ローンの返済ができなくなったときに、金融機関は担保となっている物件を差し押さえて強制的に売却し、融資金の回収を試みます。

物件に担保としての十分な価値がなければ、差し押さえて売却しても融資金を回収できません。そこで住宅ローンの審査では、購入予定の物件の担保価値も入念に審査されます。
「築年数が古い」「周辺にスーパーや学校、医療機関などがなく利便性が低い」などの物件は、担保価値が低い傾向にあります。
ネットで個人情報(勤務先・年数・年収等)や現在の借入状況の申告だけで出てくる借入可能額や金利などの結果は担保評価を見ていないのでアテにならないということです。

奨学金の情報の取り扱いが不明確

奨学金を借りている(返済中の)方は非常に多いと思います。
この奨学金の借入先によっては、上記①~③の個人情報機関に記載されていない(記載されない)借入先があります。当然審査のタイミングで月額返済額を記入して審査をしてしまうと当然同じ借入金額でも年収における返済負担率が変わってまいります。審査結果は信用情報機関に一定期間記載されます。
どういうことかというと、返済負担率に含めなくていい情報を開示したため借入額が減額となった場合、減額の回答をした事実が記載されるということです。
具体的に説明すると、本来5,000万円借りれたお客様が上記の理由で4,000万円の減額回答が来たとします。その内容が一定期間記載され他の銀行で審査したときにも減額の回答があった事がわかるということです。
その情報を見た金融機関が良い条件の金利を提示すると思いますか?何か隠している問題があるのでは?と思って審査してしまいますよね?

だから日本では住宅ローンブローカーが根付いていないのです。

実際アメリカ等海外では【住宅ローン仲介会社】や【住宅ローンブローカー】制度が根付いております。
ただ日本ではフラット35等のように住宅ローンの証券化(アメリカで問題だったサブプライムローンの様なもの)されている住宅ローンは皆無です。
ということは、万が一支払い不能状態になった場合のリスクは金融機関や保証会社が負うわけです。
ですので日本の住宅ローンの審査は厳しく借主の内容を精査する必要が御座います。
しかも変動金利であれば低金利で貸出しておりますので、しっかりした審査を行わないとハイリスクローリターンの貸出になってしまいます。

事前審査の回答までの期間は?

提出した金融機関や不備の有無、お客様の個人情報の内容、審査件数等によっても異なりますが
おおむね2~7日で回答が参ります。
比較的審査が速いのが信用金庫や地方銀行、次にネット銀行、最後に都銀のイメージです。
ひと昔前はネット銀行が速かったのですが・・・ここ最近は申込件数が多くなっていることもあって時間がかかるようになってきました。

どのタイミングで審査を出せばいいの??

予算感や物件種別が新築一戸建てで、エリアがある程度決まっているのであれば、初回面談(内見)時に申込書を記載されてもいいかと思います。
イメージとしては、あくまで借入枠の枠取りだと思ってください。
物件種別がマンションの場合、旧耐震(昭和56年5月31日までの建築確認の物件)物件や耐震診断を実施しており判定結果が悪い物件の場合、融資できない金融機関も御座いますので注意が必要です。

事前審査に必要な書類は?

事前審査を提出するにあたり必要な書類は以下の通りです。

①顔写真付きの公的身分証(運転免許証・マイナンバーカードなど)
②保険証
③直近の源泉徴収票(転職したての方は入社以降の給与明細)
④物件資料
⑤資金計画書

④⑤につきましては弊社(不動産会社)が用意いたします。

住宅ローンのご相談はお気軽にご連絡下さい。

弊社では過去に
①転職が決まっている(内定および労働条件通知書はあるが入社しておらず引渡時には入社済み)
②LGBTQの方のペアローン
③過去に支払い遅れがある
④持病がある
⑤現在消費者金融等に借り入れがあるetc
住宅ローン借入の実績が多数ございます。また提携金融機関も御座いますので、金利の割引等ご提案も可能です。